3年の演習で読んだ論文 (24/10/2018)

Kurzban et al. (2012) を日本人参加者で追試した研究。5人の兄弟を助けるために1人の他人を殺す決定をしたひとは半分くらいで、追試は基本的に成功した。

横断調査でどの年代の「自分が好き」スコア (自尊心の1要素) が高いかを調べた調査研究。中学生、高校生の自尊心は小学生より低下するが、20代以降緩やかに上昇することが分かった。

3年の演習で読んだ論文 (22/10/2018)

ニューカーソーアポンタインでの観察実験。男性の方が女性よりも横断歩道をショートカットするというリスクテイキング行動を犯しやすい。第1著者の卒業研究らしい。アクセプトまで10日。

学部ゼミで英語論文を読む

心理学の重要な最新知見はほとんど英語で発表されるので、論文を英語で読むなんてのは全く当たり前の話で今更何を言っているのかと思われるかもしれない。しかし、そう思うのは一部の旧帝大のエリートで、地方国立とか地方私大ではなかなかそうはいかないのだ。実際僕も北海道教育大学の学部生だったときに引用した英語論文はたったの1本だけだった。血液型性格判断に関する卒論だったのでそもそも英語のものがほとんどなかったということもあるが、英語論文を1本読むのは大変だったのだ。

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3年の演習で読んだ論文

3/10/2018

7/10/2018

Researchmapにcsvで業績を一括登録する

科研の審査でResearchmapの業績が参照される (実際に見られるかどうかはともかくとして) とのことで、おそらく今後はResearchmapが研究業績を載せる主要なサービスになるであろうと思い、学会発表等も全部載せることにした。ということで全部載せた

学会発表は学内データベースから吐き出したcsvファイルをもとにResearchmapの形式で加工した。ただ、ここでExcelを使うとつらいことになる。データにコンマが含まれるにもかかわらず、Excelではコンマが含まれたデータもダブルコーテーションで囲んでくれないのだ。そのせいで、複雑なデータをExcelでcsv化するとまともに読み込めないものができてしまう。そこで今回はNumbersを使ってcsv化した。UTF8で問題ない。Numbersが使えない環境の方は何らかの方法を使ってダブルコーテーションを使ったcsvに変換する必要がある。

MacBook Pro 13-inch 2016 Four Thunderbolt 3 Ports (13,2)

まだディスプレイの話。MacBook 12インチで使えなかったDST-C01SVをLED Cinema Display 27インチとMacBook Pro 13インチを接続するために使おうと思ったが、使えなかった。「USB C – Mini DisplayPort 変換アダプタ」というものを使って直接本体とディスプレイをつなげた場合には問題なく映るのだが (もちろん、これはThunderbolt信号を変換するわけではないので、Thunderbolt Displayをつなぐためには使えない。また、Apple純正のThunderbolt 3 (USB-C) – Thunderbolt 2はDisplayPortには対応しておらず、LED Cinema Displayには使えない)、DST-C01SVのMini DisplayPortにLED Cinema Displayのケーブルを挿しても映らない。なかなかややこしい。

さらにややこしいことに、MacBook 12インチとCinema Displayの組み合わせだと、DST-C01SVを介して接続することができるのだ。

MacBook 12インチでThunderboltディスプレイを利用する (失敗)

MacBook 12インチはThunderboltに非対応なうえに、USB-C端子が1つかない。給電しながらThunderbolt Display 27インチに接続するためにElecom DST-C01を購入したが、これのmini DisplayPortでは映らないようだ。結局Thunderbolt DisplayをMacBook 12インチで使うことは諦めたほうがいいのかもしれない。ディスプレイから伸びているThunderboltケーブルを使ってHDMIに信号変換ができればいいのだろうが、そういうものもなかなか見つからない。

このMacBookの欠点はUSB-Cポートが1つしかないことではなく (それはほとんど問題ではない)、Thunderboltに対応していないことだ。同じような形であっても、LED Cinema Display 27インチには出力ができる。その点MacBook Proはよい。

サーバーの移行

実は昨日からこっそりecommons.shudo-u.ac.jpからこちら (daihiko.net) にブログを移行。レンタルサーバーは有料といっても月々500円程度のもので、自前のサーバーが時折トラブルを起こしてたいへんな目に遭うことを考えると安いものである。メディアの移行がちょっといろいろややこしかったが、なんとかなったようだ (Media from FTPを利用)。ただ、FTPにアップロードした画像をメディアにインポートする際にはファイルの日付に注意したい (画像ファイルは基本的に年月ごとのフォルダにまとめられているので、そのフォルダ名からもとの日付を類推し、日付がわからないものは1日にアップロードされたものとして処理する)。スクリーンショットなどは現在の日付に変更されていることがある。また、Media from FTPのオプションで

これを選んでおこう。デフォルトだと全部一つの日付に変換されてしまい、メディアからの検索性が低下する。

もう自前のサーバーで管理したくない

自前のサーバーでこのブログを動かしているが、先日OSのアップデートのタイミングでApacheがうまく動かなくなってしまった。起動はしているのだが、サイトが表示されない。結局、OSアップグレードを完了したらうまく表示されるようになったのだが、WordPressのデータを他のサーバーに移行しようとしてえらく苦労した。

なぜ苦労したかというと、マルチサイト仕様にしていたためだ。これはまずいと復帰後、マルチサイトを解除した。もともと1つのブログしか動かしていないのだし、これでいいのだ。動かしているブログの階層が変わるので、URLの置換や画像データの移動など、結構面倒であった。

とはいえ、もうできるだけ自分でサーバーは管理したくないので、レンタルサーバーで処理したいと考えている。つい先日サーバーを更新したばかりだが、数ヶ月かけて移行を考えたい。

広島修道大学での担当科目や社会心理学・人間行動進化学関係の記事を掲載するウェブログ