遠隔会議とか授業用にしばらくBlue YetiというUSBマイクを使っていたが、教室でのハイブリッド授業用に (といっても実際にやっているわけではなく、やらないといけないかもしれない、と思ってテストをしてみようとしただけだが) YAMAHA AG03というミキサーを購入したので、それにダイナミックマイク (SHURE PGA-58) を繋いでみたところ、どうもUSBマイクよりもよいかんじであることがわかった。「いっしょですよ、そんなの」といかにも言いそうな井川純一博士が「違う」というのだから間違いない。
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Linksys Velop (AC1300) のセットアップがうまくいかないことがある
AirMac Expressがふつうにはもう手に入らなかったので、Apple Storeで売っているLinksys Velop (AC1300) を使うことにした。あちこちで使っているAirMac ExpressやTime CapsuleをこのAC1300に置き換えているが (今となってはHomeKit対応のAC2200がおすすめだが)、大学のネットワークではうまくいかないことが多いことが分かった (具体的には、何度もルーターの初期化を促され、いつまでたってもセットアップが終わらない)。このLinksysのルーターはLinksysクラウドアカウントというものを使って、インターネット経由で状況をモニタしたり設定変更をしたりできるが、これが大学のファイヤーウォールからは使えない、という問題がある。
続きを読む Linksys Velop (AC1300) のセットアップがうまくいかないことがある初代GRをWebカメラとして活用する
RichoのGR IIIを購入したが、2015年初頭に購入した初代GRもまだ十分使えるということで、これをWebカメラとして活用してみた。接続先はMac Pro (2019)。
続きを読む 初代GRをWebカメラとして活用するMac Pro 2009とQuadro K5000 (Retina表示ができた)
前回の続き。今度はQuadro K5000側をDVIコネクタ、ディスプレイ側をHDMIにしてみた。するとこれまでと挙動が変わる。
Retina表示が可能な状態になった。ただし、一番右の「スペースを拡大」状態でも、解像度は1,920×1,080 (フルHD) である。擬似解像度がフルHDになり、ぎざぎざのないRetina表示になる。
ただし、「文字を拡大」側の左2つは選んでも何も起こらないし、optionを押すと、以下のような「何もない」状態になる。
「低解像度モードを表示」としても変わらない。また、Quadro K5000側のDVIだけではなく、DisplayPortにコネクタを挿しているとなぜかRetina表示にはならない。というわけで、まだCatalina Patcherにバグがあるということなのだろうと判断される。今回は Retina表示ができたのでとりあえずよしとする。
(19/11/2019追記) 5日後に起動したところ、表示がぎざぎざでRetina表示ができなくなっていた。Catalina Patcherがまだ不安定なようだ。
Mac Pro 2009とQuadro K5000
Mac Pro Early 2009 (メモリ16GB、SSD化済) をいまさらなんとか復活させようとしている。10年前のこのMac Proは4,1と呼ばれているバージョンで、ファームウェアをアップグレードすると5.1相当になる (Mac Pro Mid 2010と同じになる)。Mac Pro EFI ファームウェア・アップデート 1.5も必要。そして、Metal対応のGPUに載せ換え、macOS Catalina Patcherを適用することで、現時点で最新OSであるCatalinaをインストールして運用することができる。
続きを読む Mac Pro 2009とQuadro K5000LG UltraFine 5K Displayへの対応状況
「Mac で LG UltraFine 5K Display を使う」を見ると、Mac Pro (Late 2013) では1台しか接続できないかのように書かれてあるが、これは不正確で、2台接続することができる (Thunderbolt 2変換ケーブルが必要)。
そこでMacBook Pro 13-inch ( 2016, Four Thunderbolt 3 ports) に2台のUltraFine 5Kをつないでみたら、だめ。後からつないだものが真っ黒になる。Thunderbolt 2にしか対応していないMac Pro Late 2013には繋げるのに、Thunderbolt 3に対応しているMacBook Pro 13-inchには接続できないのだ。
さらに、Thunderbolt 2時代のMacBook Pro 13-inch (retina, Mid 2014) を接続してみると、使えるものの、表示がぼやける。Mac mini 2014を接続したのと同じ状態になる。dot by dotだといけるが、さすがに27インチで5K解像度だと文字が小さすぎて使い物にならない。
というように、ディスプレイの接続はとにかくやっかいである。
LG UltraFine 5K Displayの不思議な挙動
LG UltraFine 5K Displayは美しく、Macのキーボードから音量調整ができるなど、純正並に使い勝手がよいのだが、いまいち不満な点があった。Mac Proに2枚つなげる運用で、機嫌が悪くなるとディスプレイ画面が明滅するのである。真っ暗になって、ついて、また真っ暗になって、を繰り返す。そのうちだんだん頻繁になってとても使いものにならない。
続きを読む LG UltraFine 5K Displayの不思議な挙動MacBook Pro 13-inch 2016 Four Thunderbolt 3 Ports (13,2)
まだディスプレイの話。MacBook 12インチで使えなかったDST-C01SVをLED Cinema Display 27インチとMacBook Pro 13インチを接続するために使おうと思ったが、使えなかった。「USB C – Mini DisplayPort 変換アダプタ」というものを使って直接本体とディスプレイをつなげた場合には問題なく映るのだが (もちろん、これはThunderbolt信号を変換するわけではないので、Thunderbolt Displayをつなぐためには使えない。また、Apple純正のThunderbolt 3 (USB-C) – Thunderbolt 2はDisplayPortには対応しておらず、LED Cinema Displayには使えない)、DST-C01SVのMini DisplayPortにLED Cinema Displayのケーブルを挿しても映らない。なかなかややこしい。
さらにややこしいことに、MacBook 12インチとCinema Displayの組み合わせだと、DST-C01SVを介して接続することができるのだ。
MacBook 12インチでThunderboltディスプレイを利用する (失敗)
MacBook 12インチはThunderboltに非対応なうえに、USB-C端子が1つかない。給電しながらThunderbolt Display 27インチに接続するためにElecom DST-C01を購入したが、これのmini DisplayPortでは映らないようだ。結局Thunderbolt DisplayをMacBook 12インチで使うことは諦めたほうがいいのかもしれない。ディスプレイから伸びているThunderboltケーブルを使ってHDMIに信号変換ができればいいのだろうが、そういうものもなかなか見つからない。
このMacBookの欠点はUSB-Cポートが1つしかないことではなく (それはほとんど問題ではない)、Thunderboltに対応していないことだ。同じような形であっても、LED Cinema Display 27インチには出力ができる。その点MacBook Proはよい。
LG UltraFine 5KとMac mini
LG UltraFine 5K DisplayとMac miniについては以前も記事にしたが、このときは2014年モデル (2018年購入) の話であった。一応、4Kでは使えるようだが、特に美しいものではなかった。この度、Mac miniサーバー (当ブログを動かしているハードウェア) を2011年モデルから2014年モデルに更新するにあたり、普段はディスプレイなしで運用しているMac miniにLG UltraFine 5K Displayを繋いでみた。2014年モデルは以前書いたように4K表示が可能 (Mac Pro 2013やMacBook Pro 2016だと5K表示が可能)。
一方、2011年モデルのMac mini (当時Serverとして売り出されていたもの) は2Kまでの表示にしか対応していない。
参考記事: Mac で LG UltraFine 5K Display を使う