「心理学概論」の感想 (7 May, 2024)

今日は認知心理学前半。主に記憶の話。提出されたリアクションペイパーには特に質問や間違い等がなかったので、取り上げるものは0。多分、このコーナーで一件も取り上げなかったのはこれがはじめてだが、そろそろこのリアクションペイパーを使った教育実践も役割を終えた感じがする。一時期はリアクションペイパーの回答に授業冒頭30分くらいかけていたが、そういうふうに授業の時間のかなりの部分を復習に費やすというのは王道ではない。もちろん、学生が書いたものへのフィードバックなので学生のウケはいいのだが (たまに早く次のネタを教えてほしいともっともな主張をする学生も登場する)、講義教材を充実させて小テストで知識の定着を図る方がよい。リアクションペイパーでも授業内容の誤解を拾うことはできるものの、きちんと設計された客観式の小テストの方が理解度把握には向いている。今年度いっぱいでこれはやめようかと考えている。

ジョージ・ミラーの「魔法の数字7±2」レビュー論文で示されているのは、別に短期記憶の容量が7くらいだということではなくて、ミラーは論文の中でそれを疑っている、ということは多分きちんと伝わったはず。

「心理学概論」の感想 (30 Apr, 2024)

4回目は知覚心理学。主に視覚の話だが、聴覚の話もちょっとだけした。だいたい知覚心理学というと錯視の研究が紹介されることが多いのだが、それは、物理的な環境ではなく、心理的な環境を対象とするという最も心理学的な分野だからだろう。

どうもこの教材で話すのが慣れてきたからなのか、去年よりも余裕を持って終えることができるようになってきた。もう少し余裕があれば部分的にさらに詳しく話すこともできるようになりそう。

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「心理学概論」の感想 (23 Apr, 2024)

第3回は学習心理学の内容。かなり説明がなれてきたので、わりと余裕をもって時間内に終えられるようになってきた。小テストの得点も昨年度より少し上昇。ガルシア効果が分かりにくいと数名が書いてくれているが、あれは実験が分かりにくいだけで、メッセージは明確だと思う。

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「心理学概論」の感想 (9 Apr, 2024)

文章教材+小テストの体制にしてから、リアクションペイパーを書く時間を十分確保することができなくなり、その結果、提出数が少なくなってほぼこのコーナーも意味がなくなってきたかもしれない。学生の理解度を確かめるには、リアクションペイパーよりも小テストの方がよいだろう。初回の授業ですが、時間がなく、ほとんどリアクションペイパーは集められませんでした。

1回目授業の小テスト平均点75.12 (SD=13.45) 点。

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