第14回、研究倫理。ネタとしてはこれが最後で、明日はやり残したこと (前回のp値の説明) と全体のまとめ。
社会心理学者ダリル・ベムのように有名な人でもデータの不正をしたり、大学教授でも剽窃やデータの不正をしたりする人がいることに驚いた。
ベムが不正をした証拠というのがあるわけではありませんが、p-hackingをしない限りあんなデータは得られないと思います。そういう意味で彼は科学に誠実ではなかったと思います。
小テストで間違えたところで、個人が識別できないようにコード化されたデータは可能な限り長期的に保管した方が良いということで、次は間違えないようにしたいです。
これはいろんな意見があるとは思いますが、少なくとも授業内では可能な限り保管するべきだという意見でしたね。科学のことを考えればそうするべきだと思います。
「不正を1件も許さないことが重要なのか、全体として科学が進展することが重要なのか、という問題」についてが印象に残った。私はどちらかといえば、不正を1件も許さないことの方が重要だと思った。
例えば、不正を1件も許さないために、不正をしない人の時間が10時間奪われるようなことがあってもそう思います? あるいは、不正を0にするために税負担が増えても、それについては理解できます?
マークダウン記法に気をつけてAIを使おうと思いました。
これは本当にバレるので要注意。
論文が嘘も混ざってると聞いて驚きました。
出版されたものだからといってノーガードで信じるのは怖いですね。再現性もこれまでは随分低かったし。
自己剽窃という言葉があることを知って驚きました。自分が書いたものは自分で好きに利用しても良いと思うのでこのいけんには納得ができません。
僕もここはちょっとよく分からないところがないわけでもないんですよね。ただ、業績を水増しするようなことがあってはいけないので、ちょっとは分かる。
私達の考えるという動作を手助けしてくれる生成AI (Chat GPTなど) をいつか勉強したりレポートを書く際に利用してみようとは思っていたが、その使用の際に必要な心構えを知ることができた。研究倫理に反しないような活動をしない、研究不正をしないという心構えを持ってこれからの学業に励んでいきたい。
AIを使わないなんて、今後ありえないことですからね。僕が学生のときはレポートは手書きじゃないといけないと言っていた人たちがいますが、AI禁止もそういう人たちの仲間だと思います。ただ、使うならうまく使わないといけません。
この分野で思ったことは、政治家にも税金を不正に使っている人もいるじゃないかと。例えば、女性議員が研修旅行でヨーロッパ? に行った際、研修時間は、ほんの数時間で、終わった後は観光しまくることがあった。国民の税金を使うなら、ちゃんと何処で使ったのかを国民に知るべきだと思った。
逆に、仕事をちゃんとした後に、勤務時間外の夜にコンサートに行った人が批判されたりといったこともあるので、何事も程度問題かなと思いますね。税金であることをしっかり意識することは大事。みんなが働いて納めたものだから。