本日は進化心理学。誤解しやすい領域を1回で教えるのは結構怖いことでもある。
トートロジーの話や、進化論、男女の話の内容が深く、もっと話を聞きたくなった。
来年ぜひ「進化心理学」の授業を聞きにきてください。できるだけ多くの方が履修できるコマに時間割を設定します。
男性と女性の存在している重要性? の違いがわかった。一夫多妻が上手く行きそうだと思った。
確かに、人間の場合、一夫一妻と一妻多夫の間くらいの配偶システムであると言われています。これも詳しく知りたいからはぜひ来年度「進化心理学」に。
進化心理学と社会心理学の違いについてわかった。社会心理学で傾性概念が発生して、推測から結論を下すということが起きていると知った。観察から結論を下すのなら全ての調査は正しくないと言えるのでしょうか? 何を社会心理学で学んでいるんだろうと思った。
観察から結論を下すのがよくないのではなく、観察結果からある概念を「発見」したとして、その概念を使ってデータ (観察事実) を説明しても無意味だよ、という話です。データ自体には意味はあります。ただ、理論をどう構築するかという話です。
「人間も動物である」という一見当たり前な視点が、ここまで鮮やかに思考を転回させるとは。恋も道徳も、進化の気まぐれな副産物にすぎないかもしれないという感覚が、妙にしっくりくるのが少し怖く面白かったです。
この美文調のリアクションペイパーがとても気になりました。鮮やかに思考が転回してくれると本望です。
親和欲求とはつまり人は孤独だとつらいということ。
そこはポイントではないのです。その前後をあと10回読んでみてください。
浮き輪をすれば生き残れる。
知ってほしいのは、そういうことではないのです。