遅くなったが、2009年度授業アンケート結果の反省。
対象科目は、教養講義 (進化と人間行動)、演習II、心理学実習IV、演習IV、心理学外国語文献、卒業研究の6科目。例年通り、「13. 授業は全体として満足した」(満足度) の項目 (3点がない5段階評価) の平均 (前の記事でも書いたが、等間隔でないのに平均してるぼけな採点法を本学では採用している) を見てみよう。
遅くなったが、2009年度授業アンケート結果の反省。
対象科目は、教養講義 (進化と人間行動)、演習II、心理学実習IV、演習IV、心理学外国語文献、卒業研究の6科目。例年通り、「13. 授業は全体として満足した」(満足度) の項目 (3点がない5段階評価) の平均 (前の記事でも書いたが、等間隔でないのに平均してるぼけな採点法を本学では採用している) を見てみよう。
学生から提出してもらった「出席カード」(大きい方) に書かれていた感想・質問・苦情から。今日は最初の授業なので、シラバス (読んでない学生が多い) の説明とか、授業で使うMoodle (授業はパソコンの使えない教室なので、自宅学習に活用) の使い方とか。
学生から提出してもらった「出席カード」(大きい方) に書かれていた感想・質問・苦情から。
今回の課題は、例年通り
明日、13時より第1回 Moodle Workshopを開催します。学内 (非常勤を含む) の教員向けに、言語・メディア教室、英語グループ、英語英文学科、心理学専攻の共催で行われます。Workshopの様子はustreamで中継をする予定です (録画したものもしばらく公開予定)。
現在のところ参加予定者は27名です。まだ若干教室に余裕があるので、予約のない方も飛び込み参加も可能かもしれません。今回のWorkshopは、Moodleを全く使ったことのない方を前提とした初心者向けの内容です。
心理学専攻交流研究会・人文学部FD研修会として「moodleを利用したeラーニングの可能性 (佐賀大学高等教育開発センター教授 穗屋下茂先生)」が開催されます。3月10日 (水) の15:00よりustreamでのインターネット中継も予定していますので (トラブルがなければ)、ぜひどうぞ。
Maharaというのはニュージーランドで開発されたオープンソースのeポートフォリオシステム。Portfolioというのは、これまでの学修履歴を蓄積したものと考えてよい。うちの大学では来年度から英語関係の科目でこのMaharaを使った教育を行うことになっていて、その勉強会のメンバーとして試用を始めてみた。
学修履歴の蓄積が学生の動機づけを高めることにつながるのかどうかはいまいち分からないが、比較的長期的なプロジェクトを学生にさせるときには、備忘録としていいかもしれない。その場合には、Mahara内にあるブログ機能を使うのがよいのだろうか。学生が研究を進める場合、その研究に関連する論文をPDFで集めさせたり、ゼミなどで発表した資料を保存させておいたりするのに役立つかもしれない。指導する側から見ると、その学生のビューを見ると、その学生に対する指導の履歴を見ることができる、ということでもあるので。
なお、Maharaは、http://lp.roundtable.jp/で体験ができる。
先日、公立はこだて未来大学”>で行われた MoodleMoot Japan 2010に参加してきた。moodleというのはPHPで動作するオープンソースの授業用E-Learningソフトウェアのこと。具体的には、ディスカッションフォーラムで学生同士が議論をしたり、レポートの提出を電子的にさせたり (もちろん、そのフィードバックも可能)、自動採点機能のついた小テストを受けさせたりすることができる。インターフェイスは洗練されていない部分もあり (翻訳がまずかったり)、慣れるまで分かりにくいところもある。まあ、そんなのはどんなシステムでも一緒だ。なお、会場となった公立はこだて未来大学は、全学的にMacが導入されているようで、冒頭の写真のような教室ばかり (なお、残念ながら全てJISキーボードだったので、デモやTwitterには自前のMacBookを利用)。特に情報センターが独立しているわけでもなく、ふつうの教室として、Macが並んだ部屋が其処此処にある。ゲスト用の無線LANも使えるし、あらゆる教室、休憩コーナーで電源が利用可能なのは、本当にうちの大学にも見習ってもらいたい。なお、この大学の教員研究室は、うちの大学の個人研究室にあるいやらしい覗き窓などなく、廊下側が全てガラス張り (ブラインドをおろすことはできるが)。ゼミ室などの学習スペースも以下のようなありさま。開けっぴろげだ。エッチな写真とか見ていたらすぐにばれてしまう。
進化と人間行動の期末試験の採点が完了した。簡単だったようで、X以外の平均点74.73点。
評価は以下の通り (最終版ではない)。
「男性が女性の肉体的不倫を嫌がるのはなぜか?」はぜひできてほしかった問題 (これだけで評価してもいいくらいだ)。要するに、父性は不確実だから、というようなことを書いてあれば正解。執念深いとか、そういう心理的なことは関係ない。
iWorks使用可能、ハードウェアキーボード接続可能、VGA出力可能。やっとふつうに使えるタブレット型のコンピューターが登場。2011年度カリキュラムの「必携パソコン」はこれでいいよね?
配布資料は全て電子形式で配布。学生は手元のiPadを見ながら授業を受ける。Minute paper/出席確認はiPadから送信。ノートも全てiPadで取らせて、ポートフォリオのサイトにアップロードさせておく。授業に対する意見 (いわゆる授業評価アンケートの類い) もiPadから送信させて、集計結果は即座に公開。学生の授業体験が大きく変わる。