「社会心理学2010」の感想 (1 June, 2010) 1時限目補講分

学生から提出してもらった「出席カード」(大きい方) に書かれていた感想・質問・苦情から。この日の1時限目はこの前の土曜日授業の補講日。補講なので、通常の授業は進行させず、脳科学についてのヴィデオ。

今回途中から授業に参加したので、なぜ脳科学の教材を観ているのか不思議に思いましたが、途中から社会心理学と脳科学の関連が分かってくるように、なりました。

脳科学が進展すれば心理学は要らなくなるんじゃなくて、相互に補完的な関係なんだってことが分かってもらえればいいな。

今日見たビデオではストレスを感じているかどうかも分かると言っていて、それはどうやって測定するのだろうと思った。

ストレスを感じる前頭前野」が参考になるかも。

ビデオの後半にあったアスペルガー症候群は、自分でも自覚症状がないもので、周りからは気づかれにくいものだということが分かりました。

案外「空気が読めないひと」で終わったりするからね。

一時期、脳をきたえる系のゲームが流行していたようだが、わざわざゲームでやる意味が分からない。

確かにね。多分、成績の蓄積とかフィードバックの自動化というところが、いいところなんだと思う。いずれにしても、「金になる」のは確か。

また、先生は空気を読むことについてどう思われますか?

僕自身は空気はほとんど読めないタイプなので、実体験として「読みすぎる」ことがどういうことにつながるか分からないのだけど、日本人は欧米人に比べて関係性に縛られている (いわゆるムラ社会的な構造) ので、空気を読むことの重要性は高いように思う。誰と誰が仲が良くて、誰と誰が仲違いしているか、とかそういう情報ってとても重要でしょう?