学生から提出してもらった「出席カード」(大きい方) に書かれていた感想・質問・苦情から。
今回は授業開始から40分も延々しゃべり続けてしまった。それでなくても進行が遅れているのに、こんなんじゃまずい!
学生から提出してもらった「出席カード」(大きい方) に書かれていた感想・質問・苦情から。
今回は授業開始から40分も延々しゃべり続けてしまった。それでなくても進行が遅れているのに、こんなんじゃまずい!
テキスト『進化心理学』の第4章・第5章に関連したサイト。
イケメンのひとも、そうでないひとも、美人も、そうでないひとも、いろんなひとの顔を合成すると……こんなに美しい顔ができあがる。
全部で20問。英語だが、fakeかgenuinかを選択するだけなので誰にでもできるだろう。20問終了すると、「本物と偽物を見抜くためにもっとも有用な顔の場所はどこですか?」という質問が出てくる。これに例えば、eyesとかlipsとか適当なことを書いて「next」すると正答率が出てくる。
※笑い顔を見抜くサイトの方はなぜかWindowsのInternet Explorerでなければ見られない。MacではSafariでもFirefoxでもだめ。
今回の出張で宿泊したのは「ホテル&レジデンス南洲館」というビジネスホテル。残念ながら滞在する部屋にはLAN/無線LANの設備がない。幸い、ロビーでは無料で無線LANを解放しており、古いMacとWindows XPのコンピュータが置いてあった。ロビーでは焼酎が無料で飲めるようだ (ホテルに戻る頃にはもう十分飲んでいるので、実際に飲むことはなかったが)。朝食は2日とも和食を選択した。両日とも「朝のしゃぶしゃぶ」がついてきた (「夜のしゃぶしゃぶ」との違いは不明)。全体的に朝食のクオリティは高く、満足した。
学生から提出してもらった「出席カード」(大きい方) に書かれていた感想・質問・苦情から。
学生から提出してもらった「出席カード」(大きい方) に書かれていた感想・質問・苦情から。
学生から提出してもらった「出席カード」(大きい方) に書かれていた感想・質問・苦情から。
これらの苦情、要望がいくつかあった。スライドの色についてはすぐに改善できる。進行の速さについては「ちょうどよい」という意見も複数あり、調整が必要。学生にはもっと効率的なノートテイクを要求する。教科書に書いてあることなら教科書に赤線を引けばよい。
「→」の代用として使っている。
これは僕もどうにかならないかと思っているが、使っている教室の仕様がウンコなため、「教室の一部分だけ照明を落とす」という当たり前のことができない。
進化心理学の話はほとんどがセックスの話。なので、「この授業では毎回のようにセクシュアルな内容があります。苦手な人は履修をやめたほうがいいかもしれません」。一応表現には気を配っている (実は結構たいへん!)。
そんなことはない。女が子育てしている間に男は浮気をしているかもしれないが、男が養っている子どもはその男の真の子どもではないかもしれない。それに浮気がばれた男がどれだけひどい目に遭うかは、だいたい想像ができよう。男はそのリスクを背負って浮気をしているのだ。進化心理学における性淘汰の話のうまみは、このようなオスとメスの駆け引きにある。
これまた勘違い。女性はどんな男性が自分を裏切らずに子どもを養ってくれるか見極める能力を発達させている。従って、基本的に不誠実な男はもてないし、相手を選ぶのは女性の側になる。男性はむしろ選ばれる側で、男性から見ると相手を選べる女性はうらやましい、ということになる。進化的には男女は全く対等の関係である。
確かに文化的な規制のかかりやすい領域ではある。けれども、人間の行動には必ず道理があり、従っている原理がある。その原理を生物学的な見地から明らかにするのが人間行動進化学 (あるいは進化心理学)。その原理がわれわれの日常的な理解と乖離していることも少なくない。ここらへんのズレを楽しむのが、この講義をおもしろく聴くコツ!
本日の講義「進化と人間行動」でアナウンスした「進化と人間行動」のスライドPDFファイルはhttp://ns1.shudo-u.ac.jp/~nakanisi/EHB2008/にアップロードしました。各自で確認しておいてください。
ファイルを開くためのパスワードについてはリンク先のURLにのせてありますが、あのヒントで分からない人は次回の講義まで待っていてください。講義内容についての質問等はこちらのブログエントリーのコメント欄でも受け付けます。匿名/偽名でも構いませんので、どうぞ。
少し古い記事で恐縮だが、「浮気性の夫に「バソプレッシン」をどうぞ」を読んでほしい。ハタネズミの浮気性がバソプレッシンというホルモンによって左右されるという内容だ。バソプレッシンは社会記憶と関係していると言われている。バソプレッシン受容体をたくさん持っているプレイリーハタネズミは、性行為をした相手をよく覚えているということが分かっている。
“マイホームパパ”のプレイリーハタネズミは、バソプレッシン受容体をたくさん持っているため、性行為をした相手をよく覚えている。そして、その相手が再び目の前に出てきた際には、「この娘としたんだ」という深い感慨を持つにちがいない (山元, 2006)。
しかも、山元によれば、ヒトのバソプレッシン受容体の多少には個人差がある。この個人差は遺伝子多型であり、生まれつき遺伝的な個人差があるということである。さらに、この遺伝子多型は自閉症のリスクとも関係するという。つまり、生まれつき浮気性な男とそうでない男が存在するということだ。結婚前に相手のバソプレッシン受容体遺伝子の遺伝子多型を調べることが当たり前になったら、どうしよう?
山元大輔 (2006). 心と遺伝子 中公新書クラレ
現在サバティカル中の師匠より、過去に師匠と共同研究をした文化伝達の論文2本が英国王立協会が出している生物学の権威ある雑誌 (Philosophical Transctions of the Royal Society B) に掲載されたレビュー論文の中で大きく取り上げられているとのメイルをいただく。
続きを読む 英国王立協会
大学の教員をやっているとマスコミからコメントを求められることがある。向こうは心理学の専門家でもないし、心理学者がどういう存在かということを知らないので、(特に社会心理学者は!) 何でも屋的な存在として取材要請をしてくる。学内の総合企画課という広報担当の部署がこの手の取材依頼の取り次ぎをすることになっていて、そこからはいつも難題が舞い込んでくる。
続きを読む 難題