「education」カテゴリーアーカイブ

「心理学概論I 2009」の感想 (16 Apr, 2009)

学生から提出してもらった「出席カード」(大きい方) に書かれていた感想・質問・苦情から。

今回の授業は (というか、この「心理学概論I」の僕の回はどれもだが)、概念的な話が多くて、結構難しくておもしろくなかったんじゃないかと思っていた。だが、どうやら学生を見くびっていたようで、結構「おもしろかった」という意見を書いてくれるひとが多かった。案外履修生はレヴェルが高いかも。嬉しい誤算だ。

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「心理学概論I 2009」の感想 (9 Apr, 2009)

学生から提出してもらった「出席カード」(大きい方) に書かれていた感想・質問・苦情から。

今回の課題は、

  • 「進化」と訊いてイメージするものをできるだけたくさん挙げよ (a)。
  • ヒトとそれ以外の動物との違いをできるだけたくさん挙げよ (b)。

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後期末授業アンケートの結果 (2008年度)

前期末にもやった反省を。

前期末と同じく「13. 授業は全体として満足した」(満足度) の項目 (3点がない5段階評価) の平均 (前の記事でも書いたが、等間隔でないのに平均してるぼけな採点法を本学では採用している) を見てみよう。少人数クラスの演習や実習 (つまり、3年生と4年生のいわゆる「ゼミ」) は全て5点満点。少人数なので基本的に学生側の評価も甘くなるが、全て満点は多分初めてだ。よい学生に恵まれた。ありがたい。
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道具を悪者扱いする風潮

「間違いだらけのケータイ議論」千葉大の藤川准教授が指摘

パソコンが普及し始めた頃にもこういう議論はあったし、インターネットの商用利用が開始された後にもこういう問題提起はあった。そもそも子どものいじめは陰湿化しているのだろうか、という根本的なところで首を傾げざるを得ない。子どもの携帯電話を禁止するとか、いかにも、「あたらしいものについていけない」おじさん連中の考えそうなことだ。

それに、

「世間」という共通の価値観が存在しなくなった現状では、親によるしつけが難しくなったと指摘。かつては、「そんなことしたら世間に恥ずかしい」という「世間」を味方にしたしつけが可能だったとしたが、大人の価値観が多様化した中では、「親ががんばれ」と言っても難しいと現状を分析

とかいうのはほとんどデマだろう。昔の日本の大部分を占めていた農村部では親によるまともなしつけなんてなかったって。この人の「かつて」はごく短い時期の一部の社会階層の人たちの話でしかない。親によるしつけの重要性が増して来たのはむしろ最近のこと。

「進化と人間行動2008」の評価

2008年度「進化と人間行動 (旧カリ「心理学II」) の採点をし、評価を付け終わった。

結果は以下の通り。

  • AA評価 3.16%
  • A評価 19.47%
  • B評価 35.26%
  • C評価 26.32%
  • D評価 2.63%
  • X評価 13.16%

参照物不可にしたわりには全体的に得点が高くなった。期末試験の平均点は73.27点。これに出席点と毎回の感想提出分を加味し、評価した。

「進化と人間行動2008」の感想 (20 Jan, 2009)

学生から提出してもらった「出席カード」(大きい方) に書かれていた感想・質問・苦情から。授業はこの日で終了。感想へのフィードバックも今日で終了。このスタイルは結構きついことが分かった。来年度の前期には「集団力学」と「社会心理学」を開講予定だが、これらの講義でこのスタイルをやるかどうかは未定。

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「進化と人間行動2008」の感想 (6 Jan, 2009)

進化と人間行動履修者の皆さん、あけましておめでとう。

さて、今回も学生から提出してもらった「出席カード」(大きい方) に書かれていた感想・質問・苦情から。 このたびの授業では毎回必ず出席カード (大) に感想を書いてもらっていて、10分から15分くらいをその感想を書く時間に充てている。やる前は授業の時間がもったいないと感じていたが、実際勘違いをしていたら説明不足だったりしたところなどが見えてくるので、決して無駄ではないと思った。ヴァーチャルなやり取りもなかなか楽しいしね。

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