Mac Pro 2009とQuadro K5000

Mac Pro Early 2009 (メモリ16GB、SSD化済) をいまさらなんとか復活させようとしている。10年前のこのMac Proは4,1と呼ばれているバージョンで、ファームウェアをアップグレードすると5.1相当になる (Mac Pro Mid 2010と同じになる)。Mac Pro EFI ファームウェア・アップデート 1.5も必要。そして、Metal対応のGPUに載せ換え、macOS Catalina Patcherを適用することで、現時点で最新OSであるCatalinaをインストールして運用することができる。

Quadro K5000 (もともと純正のものかは分からないが、MacのEFIが書き込まれ、起動時の画面が表示されるもの) を入れて、Catalinaをインストールすることには成功したが、それだけでは面白くない。Quadro K5000は4K表示に対応しているので、LG 27UL850-Wを導入した。

さっそくDisplayPortケーブルで接続するがまったく映らない。nVidiaのサイトを見ると、「HDMI 1.4 4K入力を持つディスプレイでCinema 4Kをサポート (4096×2160@24p)」とある。

というわけで、DisplayPortとHDMIを接続できるケーブルを改めて購入し、接続してみる。そうすると、しっかり画面が映った。しかし、選べる解像度はなんとこれだけ (option押下時)。

選べる解像度 (1)
選べる解像度 (1)
選べる解像度 (2)
選べる解像度 (2)

しかも、どうもディスプレイの認識自体がおかしい気がする。27インチなのにそうなっていない。

ディスプレイの認識がおかしい
ディスプレイの認識がおかしい

せっかく4Kディスプレイなのに2K相当の解像度さえ出ない。Mojaveだといけるのか、ドライバーの問題なのか、全然分からないが、もう少し調査が必要のようだ。誰かMac Pro + Quadro K5000で4K表示できている例はないものだろうか。