「心理学概論」の感想 (27 May, 2025)

この日は性格心理学。割と教材は短かったが、ついしゃべりすぎて時間がぎりぎりになった。同僚の先生に参観いただいた。

今回の授業で特に印象に残ったのはウォルター・ミシェルが1968年にパーソナリティ理論の本を出版し、人格の研究を行っている人らの職業やキャリアを脅かしたことです。

そこまででもないです。むしろ、大議論になってネタが増えたと多くの研究者は喜んでいたのではないでしょうか?

今回は、性格心理学について学習しました。性格は、第一回の講義であったように、実体がない「心的概念 (構成概念)」の一種だと知りました。性格の定義について、「個人差があるという点と、ある程度一貫しているという2点」が重要だと知りました。覚えておきたいです。心理学概論では、他の心理学の授業で勉強している分野も含まれているので、復習ができ、勉強が深まっている気がします。気質について、「発達心理学における活動周期、周期性、接近/回避、順応性など新生児に見られる個人差を意味する」とありました。発達心理学と共に覚えておきたいです。類型論や特性論という言葉が新しく出てきました。「類型論」とは、個人差に基づいて少数のタイプに分けるやり方で、「特性論」とは、あらゆる人間に共通した特性の量的な違いとして人の個人差を捉えようとする方法だと分かりました。また、面白いなと感じたことがありました。性格の分け方です。それぞれの心理学者によって、分け方が違いました。「内向型と外向型」、体型で分けるなどがありました。あと、ファルコナーの公式という変わった公式が出てきたので、テストで出ても答えれるようにしておきたいです。

他の授業の知識と関連づけて理解しようとする態度がすばらしいです。授業担当者によって視点が異なる場合もあるので、いろいろな方向から心理学の勉強ができればいいなと思います。何か他の授業と矛盾するような内容があったらぜひ教えてください。

個人差があるという点とある程度一貫しているという点の2点が性格の定義として重要だとわかった。遺伝率は同じ双子でも一卵性双生児と二卵性双生児で変わることがわかった。また、MBTIは心理学と関係がありそうだと思っていたが、無関係だと知って驚いた。

関係ない、ということでも、それが心理学でもない、ということでもないのですが、MBTI自体は心理学者から結構批判されている、ということでした。そんなこといったら心理学のいろいろな理論も相互に批判しあっていますが、MBTIはわりと嫌われているかなという印象があります。僕は嫌いになる程よく知りませんが。

キャラクターと性格は違うということがわかった。

性格を英語にしたら、キャラクターです。もう一度教材を読んでみてください。

第7回のレジュメの2ページ下から5行目の「persona」で、「ペルソナ5」というアニメがあります。「ペルソナ5」の簡単な説明、高校生の主人公が、心の闇を持つ大人たちの腐敗や不正を暴き、「心の怪盗団」として活動しながら、自分や仲間たちの成長を描く物語です。主人公と主人公の仲間たちが、仮面をはがして変身し、(見ていて、痛そうだと感じた) 敵と戦います。もしかして、personaの語源からペルソナ5ができたんじゃないかなぁと、思いました。

多分そうですね。Amazon Primeで見られるようなので、チェックしておきます。