オンデマンドの前半部分まとめの回。
質問なのですが、期末テストの問題は主に小テストの問題から出題されるのでしょうか。また、具体的な人物名や数字も覚えた方がいいのでしょうか。
小テストの問題とたまたま同じものが出ることもあると思いますが、小テストの中から出題するわけではありません。配点やその内容などはコマシラバスの最後にある履修判定指標を見てください。選択式なので人名は選べるくらいには覚えておいてもらえたほうがいいです。数字はあまり気にしなくてもいいです。とはいえ、短期記憶の容量が必ずしもチャンクで7でない、とか、ヴントが実験室を正式に運用したのは19世紀の終わりの頃みたいなのはざっくり知っておいてほしいですね。
基本的には小テストの問題が解ければ期末試験は大丈夫だと思っていいでしょう。小テストの方がトリッキーな問題が多く出題されています。
それから、先生が授業中マーカーを引かないけれど何度も繰り返している部分は記憶していた方が良い部分ですか。
あれは僕が授業のリズムを作るためにやっている (今ここに注目して!) だけなので、別にテストに出やすいというわけではないのです (でも、重要でないところはマーカーひかないからそこが重要だというのは間違いない)。
問題のおかげで日本心理学諸学会連合に登録されている学会の数 (56) を覚えたのだが、2回も出題されるほど重要なことなのかと少し引っかかっている。そういえば、昨日Twitterで学会の担い手が減っていることが話題になっていた (関係ない話)。
正直覚えなくていい知識です。しかし、教材を読み込んでいればそういう覚えなくてもいいようなことも自然と覚えてしまう (北海道弁だと「覚えさる」) のです。覚えるために勉強するというより、勉強していると覚えてしまうと言ってしまったほうがいいのかもしれません。