第14回目。第15回目はまとめの回なので、新しい内容としては今回が最終回。研究倫理の話。QRPsなどもここで扱う。
(これは第13回目で、多分お答えしていなかった分)
査読者は、研究者側の人が探す、とあるが、どうやって探すのか。
学術雑誌の査読の場合、雑誌にもよりますが、論文が投稿されるとたいてい編集担当 (主査) が1名決まります。それは編集委員会とか、そういう組織体で決めます。編集担当が決まったら、その人がその論文を読んで、適切な研究者に査読の依頼をします。だいたい誰がどういうことを専門にしているかは知っているし、知らない場合は検索すればだいたいひっかかる (ひっかからないような人には依頼しない) ので、ふつうに探せます。
測定不可能な行動とは、例えば何があるのか。
測定不可能な行動というのはありません。「行動」というのは測定されたものなので。
なぜ研究者でもコピペをしてしまうのでしょうか。
研究者の人だからです。学生の場合は単位という問題があり、研究者の場合には研究業績の問題があります。研究業績が必要なのに書けない人がコピペに走ってしまいます。また、剽窃としてわかりやすいコピペでなくても、どこかで読んだ内容をきちんと引用もせずに使うようなケースもあるでしょう。
他の講義で先生が「コピペは私たちには一目見ただけで分かります」と仰られていましたが、やはり見抜けるのでしょうか。
学生が学生のものを写した場合にはわかりにくいですが、本や論文からのコピペはすぐに分かります。僕自身は実験レポート以外のレポートは無意味だと思っているので、レポートを出したりすることはまずありませんが。
学者も人間な訳だから、楽して論文書きたいよなぁとしみじみ思った。しれっとやってバレない技術が出てほしいなぁと思ったりする時もあります。流石に。
しれっとやってバレない技術についてしっかり考えるとちゃんとした研究論文になると思います。がんばってください。
心理学を受講して、印象が180度変わった。
360度じゃなくてよかった。
期末テストの範囲が膨大すぎるので、心理学を少しずつしながら他の授業の期末テストを優先していこうと思います。
諦めないでほしい。この科目の単位を取れたら「大学で心理学を習った」と言っても恥ずかしくないだけの知識が身についたことになるはず。