性格心理学の内容。やっと中間地点。リアクションペイパー対応が1週間遅れてしまった。申し訳ない。次回 (といってももう今日やってきた) は踊り場コマでこれまでできていなかったところの復習。
内向的な人より外交的な人の方が、人付き合いなどがいい。
これは「外向的」と書かなければいけないが、授業で説明したのはこういうことではないのです。それは内向・外向の単なる定義です。
性格を判断するというのに様々な考えがあることを知れた。今まで、頭蓋学など聞いたことがなかったので、新たな知識を得れました。どの考えが1番人を判断しやすいですか?
知れた→知ることができた
得れました→得ることができました
としましょう。授業は性格判断の内容でないので、これもまたずれているかなと思います。
1 性格を知ることのできる良い判断材料は何かあるのでしょうか。学校などでよく受ける生活アンケートや就活の際に受検するSPIの試験が代表的なのでしょうか。
2 表07-01のシェルドンの類型論では実際に対象となる人を集めて調査したのでしょうか。
3 よく人は第一印象で決まる、見た目が9割といいますが、先生はどのようにお考えでしょうか。
4 インドア派、アウトドア派がありますが、これは性格と何か関係性はあるのでしょうか。
1つ目、性格を測定するためには検査を使います。生活アンケートやSPIは性格を測定するために作られたものではないので、そこで得られたデータから性格について言うのは違うかなと思います。シェルドンは個別の人を長期間観察することによって類型のデータを集めました。「見た目が9割」という場合の「9割」をどう測定するかが重要です。この9割がなんなのか、きちんと決めないとこれについてどうかの意見を言うことはできないと思います。つまり「決まる」というのはどういう意味か、ということです。4つ目、インドア派、アウトドア派が性格と関係するかどうかはそういう調査を行って検討する必要があります。それはきちんと設計された調査をすればできると思います。しかし、「インドア派」とか「アウトドア派」というのも、それ自体性格と言えなくないでしょうか? そういう安定した性質があるとしたら。
リアクションペーパーが任意だと思っていて今まで提出していませんでした。
いまさらか! それより授業の内容について書いてほしい。
俳優などの多くの人物の演技をしている人たちは、仕事によって性格にどれくらいの影響を受けているのだろう? と思った。大学の先生は講義の時だけ明るく楽しくなる人もいれば、淡々と普段の口調で授業をする人もいるので、大学の先生はあまり影響がないのだろうか?
僕は講義の時は「ああ、この説明は間違えているかもしれない」とか「これは誤解されるかもしれない」とビビりながらやっているので、いつもよりも神経質になっているかもしれません。
フロイトは勘違いしただけなのに失望されているのはなんか可哀想で笑いました笑笑
そこに注目した学生がいたのは意外だったが、読んでくれて嬉しい。
心理学は「心理学っぽい」授業をすることがあるんだなと発見があった。
このコメントはなかなかいい。
今日の授業のように前のスライドにレジュメを写しながら話していただけるとわかりやすいです。
やっぱりこういうやり方がいいですね。圧倒的に今何をやっているかが分かりやすい。
性格心理学についてわかった。
90分で分かってたまるか、というのが教えている側の複雑な気持ち。分からなくても困るんですが。それより、「分かった」その内容について書いてくれなければ (何が分かったのか書いてくれなければ) 分かったかどうかなんて分からないのだ。たくさん書けば書くほど、分かったか分からなかったかが分かる。分かっていなくても「分かった」と書くことはできる。
先生なら、もし、性格がなければ人をどうカテゴリーしますか? そもそも、カテゴリーすることが事態がおかしいことでしょうか。
このコメントにどう答えたら満足してもらえるか分からないのですが、年寄りと若者でも、男と女でも、道産子とそれ以外でも、金持ちと貧乏人でも、いくらでも分けようはあると思います。
性格が大事だ。
そうとも言えない。性格が大事かどうかというのは価値観の話になるが、授業ではそういう話はしていません。性格が大事だと思ったのはあなたの感想だと思うが、この授業を聞いてなぜそう思ったのか、そこが最も大事なところです。