「心理学概論I 2015」の感想 (14 APRIL, 2015)

学生から提出してもらった「出席カード」(大きい方) に書かれていた感想・質問・苦情から。

動物には共通祖先がいるのに、なぜ同じ動物が続いてくことなく、ヒトであったり、ネズミであったりと違うものへと変わっていったのか疑問に思いました。

その疑問はこの授業に出ることである程度解決する……といいな。

人を動物とするか、しないか。その判断の材料に心が挙げられるのかな、と思った。

なぜヒトには心があって、それ以外の動物にはないと思うのか。心とは何か。

遺伝か環境かという質問については、私は環境的な要因が強いと思います。

いったいどの側面について言っているのか、考えてよう。知能指数の話なのか、外向性の話なのか、身長の話なのか。

遺伝子が違えば育ちが同じでも違う人間になり、その逆もある。なら、全く同じ遺伝子の双子が全く同じ環境で育てられれば、その双子は同じ考えと行動をする存在になるのでしょうか。

基本的にはそう思うけど、確率過程が入るので、完全に同じになるかどうかはわからない。同じ状況を与えられても違う行動をすることがあるでしょう?

 進化とか全然興味ないし絶対おもしろくないと思っていたけど

いや、絶対おもしろい。

ミジンコと祖先が一緒なんてあまり考えたくない。

なんでだろう。

「きびしくすると逆効果になるかもしれない」というのがどういうことなのかもっとくわしく説明してほしいです。

よい行動をした時に褒めるか、悪い行動をした時に叱るか、どの程度が効果的なのかといったことについては多分学習心理学の授業を履修するとよいと思う。

人間の先祖をどんどんたどっていくと、最初の人類はアフリカの女性だった、と聞いたことがある気がします (笑)。

笑い話ではなく、「ミトコンドリア・イブ」の話だよね。

教育社会学では人は親の育ちや社会的地位に基づいて再生産されるものであり、育ちによって人間性が変わるとされますが

階層の再生産というのはとても重要な話だと思う。僕自身はある程度階層には流動性があったほうが社会にとってよいと思うけれど、実際には親の社会階層は子どもの教育環境に強い影響力を行使するよね。

地球の環境が変わった時その環境に適応する様な進化をするのでしょうか。

環境に適応できない個体は子どもを残せず、たまたまその環境に適応した個体の子孫が増えるという結果論の話。

いまさらながら、イチホの夜間指導員やっておけばよかったな、と少し後悔しています。

そうでしょうー。せっかくの機会なのでああいうのはどんどんやったほうがいいよ。

わりとややこしい話だと思った。

だから、わざわざ高い授業料を払って大学に来るのだ。

うちが理科できんのは、母さんができんかったけーよ! ってよーたけど、それは違いますね (笑)。

どんな人でも勉強すればある程度はできるようになるからね。程度問題だけど。

地頭が良い、悪いの地頭も幼少期の教育によって決まるんでしょうか。

泣く子と地頭には勝てないよね。