「間違いだらけのケータイ議論」千葉大の藤川准教授が指摘
パソコンが普及し始めた頃にもこういう議論はあったし、インターネットの商用利用が開始された後にもこういう問題提起はあった。そもそも子どものいじめは陰湿化しているのだろうか、という根本的なところで首を傾げざるを得ない。子どもの携帯電話を禁止するとか、いかにも、「あたらしいものについていけない」おじさん連中の考えそうなことだ。
それに、
「世間」という共通の価値観が存在しなくなった現状では、親によるしつけが難しくなったと指摘。かつては、「そんなことしたら世間に恥ずかしい」という「世間」を味方にしたしつけが可能だったとしたが、大人の価値観が多様化した中では、「親ががんばれ」と言っても難しいと現状を分析
とかいうのはほとんどデマだろう。昔の日本の大部分を占めていた農村部では親によるまともなしつけなんてなかったって。この人の「かつて」はごく短い時期の一部の社会階層の人たちの話でしかない。親によるしつけの重要性が増して来たのはむしろ最近のこと。