文章教材+小テストの体制にしてから、リアクションペイパーを書く時間を十分確保することができなくなり、その結果、提出数が少なくなってほぼこのコーナーも意味がなくなってきたかもしれない。学生の理解度を確かめるには、リアクションペイパーよりも小テストの方がよいだろう。初回の授業ですが、時間がなく、ほとんどリアクションペイパーは集められませんでした。
1回目授業の小テスト平均点75.12 (SD=13.45) 点。
これからの授業も新しい発見があると思うので、楽しみにしています。
授業というのは「新しい発見があるもののこと」をいうので大丈夫です。しかし、学生は「これは他でも聞いたことがあるのでうれしい」みたいなことを言う場合もある。「知っていることを改めて聞く」みたいな嬉しさもあるのだと思うが、せっかくだから新しいことを学んでほしいと思います。
心理学にあまり期待したらいけないことがわかりました。これから心理学の何を学んでいくのかがわかりました。
「心理学にあまり期待したらいけない」と言うと心理学がつまらないものに見えてしまうのですが、期待していたものとは違うおもしろさがあると思うので、ぜひそれを期待してください。
私は心理学検定の勉強をざっと取り組んだ後にこの講義に挑んでいる (例えば、公式キーワード集や公式問題集を使う)。例えば、脚注2の信頼性については簡潔に分かりいやすく書かれている。こういった自分が扱うことの出来るレベルまで落とし込んでくれている文章であり、ありがたく感じた。もちろん、分かりやすさだけが重要ではないと思うが。
「分かりにくい」と言われてしまうと結構つらいので「分かりやすい」ほうがいいのですが、「本当はもっと難しいのだが、とりあえず学部向けにはこういう説明にしている」というところもあり、教えるほうとして複雑。でも、授業を受けることで知識が増えないと意味がないので、一周回って分かりやすいと言われるほうがよい。