「心理学概論」の感想 (25 Apr, 2023)

3回目は学習心理学。若干寝ている学生が出た上に、ちょっと時間が足りなくて授業はあまりうまくいった感じがしない。時間がぎりぎりだったので、リアクションペイパーを書く時間も十分にとれず、あまり集まっていません。何かとすみません。

道具的条件付けの報酬訓練は応用行動分析と似たような理解でいいですか。

道具的条件「づけ」の理論が応用行動分析の基盤になっているという意味で、「いい」と思います。

学習には古典的条件付けと道具的条件付けの二つがあることがわかった。迷信行動は動物にもあるのは面白いなと思いました。

むしろ、「動物にもある」のではなく、「人間にもある」と考えたほうがよくないですか? つまり、「迷信」というのは案外低次の過程によって引き起こされちるものかもしれない、ということです。

今回の授業の中で一番印象に残っているのは、道具的条件つげのレスポンデント行動とオペラント行動についてです。私たちが日々無意識にしている行動もこの2つの行動のどちらかに分類されると考えるととても面白いなと思いました。私の最近の行動でそれに例えられる行動はないかなと考えてみると、最近高校の時の部活動の顧問の先生をショッピングモールで見つけた時、先生の顔を見た瞬間厳しかった部活時を思い出しすぐお店の中に隠れたのを思い出しました。これは能動性が見られるため、レスポンデント行動と言えるのではないのかなと考えました。人がとる行動には様々な分野に分類されているのでさらに心理学は面白いと思いました。

むしろ「能動的」なのであればオペラント的だと思います。隠れることによって先生と対面するという嫌な経験せずに済んだということですね。多分生得的なものではないので、これは学習された行動であると言ってもいいでしょう。

私は蛇が大嫌いですが、嫌いになるような体験をした記憶があまり無いので気になりました。

生得的に嫌いになりやすいものというのはあるようです。蛇や蜘蛛の恐怖症があるのはそういうことなのだと思います。

人の名前をその人が考えた説などと関連づけて覚えられるコツはありますか。

その人についての「余分な情報」も一緒に頭に入れておくと思い出しやすくなるとかそういうことはあるかもしれません。その人についてよく知ることです。例えばネット検索をしてみるなど。自分が学んだ内容を友達に説明してみるのもよいでしょう (AI的な回答になってしまった)。

9ページ 188~189行目の「電気ショックを与えられた個体は視聴覚刺激と対呈示される真水を飲まなくなった。」とありますが、ここがよく分かりません。サッカリン溶液を飲む際に電気ショックを与えられたから、ラットが学習し、水そのものを避けた (電気ショックを避けた)、ということでしょうか。わかりにくかったらすみません。

水そのものを避けたというより、視聴覚刺激が与えられた際には「電気ショックが来るぞ!」と予期するので、その時に水を与えても「飲んでいる場合じゃない」ということで、飲む量が減るということです。例えばわれわれも雨が降っている時に空が光ると「あ、雷が来るぞ」と思って身構えますよね。