2回目 (コマとしては3回目と4回目) の授業。内容は「利己的遺伝子」と「ヒトの進化」。来週は人間行動進化学会参加のため休講。再来週は金曜日の2コマの通常の授業のほかに、翌土曜日にも2コマ補講。
単語の具体例についてなんですが復習や振り返る時はゆっくり頭の中でイメージしながら理解できます。ただ授業中だと教材が活字だらけなので何とかイメージしようとしている時に口頭で追加の説明をなされたり次の話に行かれるので、話も右から左に流れ、全体的に理解できないまま置いていかれる時が時々あります。そしてその話が後の話に続いて関連しているともう一度理解出来てないものを無理して授業中に戻らないといけなくなってしまいました。
もし可能であれば教材の資料へ具体例にもイメージしやすいようイラストのようなものを挿入してくだされば嬉しいです。
説明の仕方についてはもう少し工夫してみます。イラストについては「ぱっと見分かりやすいように見える」だけで、「分かったつもりになる」には役立つと思いますが、それによって分かるようになるわけではないと思います。つまり、イラストがあることによって「分からないのに分かったつもりになる」リスクが高まってしまいます。むしろ、難しいことを、難しいと認識できることが重要ではないでしょうか。
体調不良で第1・2回を欠席してしまったのですが、小テストは解答せずにそのまま置いておいたほうが良いでしょうか?
いえ、自分の勉強のためなので、必ずやっておいてください。
先生がロンドンでほぼ全財産を失ったあと、どのようにして帰国したのか気になります。
2019年の12月のTwitterタイムラインを参照してください。ろくに英語も喋れない方なので、苦労しましたが、生き残りのスキルは結構持っているなと思いました。
人種というのは亜種と同じという認識でいいですか? 現代の人類では、生き残りやすさと子孫の繁栄との間にあまり相関がないように思うのですが、それでも自然淘汰などを現代人に当てはめて考えてもいいのでしょうか?
人種は亜種とは違います。われわれは、人種が異なっても、みんな同じホモ・サピエンス (・サピエンス) です。
よく多くの文献では、「最終的な利益が大きくなる長期的で安定した戦略が適応的」というものをみるのですが、経験的に短期的な利益が最大になる行動をする人が多いように感じます。実際のところどうなのでしょうか? 人間は後々のことを考えて、利益が大きくなるよう行動するように進化してないのでしょうか? 近年発達加速現象が起きていることにも短期戦略の要因があるのでしょうか?
もし本当に「利益が大きくなるよう行動するように進化してない」のだとしたら、「利益が大きくなるよう行動するように進化した」個体に勝てないはずです。
直後でもテストは難しいので頑張りたい
本番で死屍累々とならないようにみんな本気でがんばってほしい。このままだとまずい。
日本最強でした。
クロアチア戦は見られませんでした。ベスト8になったら次の試合は本気で見ようと思っていたのに。
(質問) 分岐をするためには似たDNAを持った種と交雑することが条件なのでしょうか? これから先人間が大きく変わっていく可能性はあるのでしょうか?
そもそも同じ「種」でなければ子孫を残すことはできません。これから先どうなるかは全く分からないです。隕石が落ちたり氷河期が来てヒトが滅亡する可能性もあるし、1万年とか10万年のスパンで予測することは不可能です。
ホモ・〇〇とリーキーが多すぎて、何かの呪文のように聞こえてきました。
質問) 先祖がえりという言葉がありますが、これは突然変異のひとつなんでしょうか?
人類の進化においてホモ族のこともリーキー一族のこともとても大事なのでしっかり理解しておいてください。「先祖がえり」も一種の突然変異なのだろうと思いますが、これも「進化」です。
人間は幼態成熟だとする説があるらしいのですが、先生はこれに対してどういう見解を持ちますか?
そこは多分議論があるところだと思いますが、僕自身は専門家でないので、分かりません。
ネアンデルタール人と聞いて、back numberのネタンデルタール人という曲を思い出しました。ここからもじったのか? と思うとやっぱり天才だななんて考えてました。また、人類が三種共存していた時期があるのに驚きました。ホモサピエンスが生き残ったのはたまたま強かったからなのか、個体数が多かったからなのか、環境に適応していたからなのか気になります。
ネタンデルタール人はさっそく聴きました。back number、ミスチルっぽいので、聴き込んでしまいました。「舞いあがれ!」の主題歌も歌っているし、集中して聴くことにしたいと思います。個人的には「高嶺の花子さん」がよいと思います。ホモ・サピエンスが生き残ったのはその社会性に振った脳の使い方ゆえだろうと思っています。