ゴールデンウィーク中の土曜日が火曜授業日に充てられるという日であった。当然欠席者も多かった模様。履修者294名中、毎回240名から250名の出席があるが、この日は215名。しかし、ゴールデンウィーク中にしてはこの出席者数はたいしたものである。内容は知覚心理学。
毎年教材を改善して行った結果、200名を超えていても質問というのはかなり少ない。だいたい質問したくなるようなことは先回りして教材に書いているのだ。
ゴールデンウィークがスタートしましたが、先生はご予定はありますか。講義の後半でモスキート音を聞きましたが、学生の聞こえ具合を見ると比較的同じ段階のヘルツの音までしか聞こえなかったように感じました。この現象は身体の関係が大きく関わっているのでしょうか。個人差が生まれないのには何か理由はあるのでしょうか。
耳のハードウェアの構造上、ある年齢まではだいたいい同じくらいまでは聞こえると思います。17000Hzくらいまで? それでも個人差がないわけではなくて、20000Hzくらいまで聞こえる人もいます。ゴールデンウィークは息子たちを宮島に連れて行って貝を掘りました。僕はでもあさりが嫌いなんだ。
今はマスクをしたまま会話をしていることが通常であり、少し聞き取りにくいなと感じることが多いのですが、これは音が聞き取りづらいと同時に、口元が見えないことも影響しているのだろうかと考えました。
これ、そのとおりと思います。必要な情報が得られないんですね。
ファッションで黒のズボンより白のズボンの方が、足が短く見えるということを聞いたことがあるが、これは色覚のどういったことが原因なのでしょうか? 中西先生よりモスキート音が聞こえなかったのはショックだった。2〜4年生は空席が目立ったが、1年生はたくさん出席していた。これが大学生というものなのかなと思った。中西先生の目の前の席と教室の左の方が特に空席だったが、何か心理学的に理由があるのだとすると面白いな、なんなんだろう。たまたまだった説もあるが。
黒いズボンだと細く見えるので、細い=長いということで、長く見えるんでしょうね。僕は12000Hzくらいまでしか聴こえないけれど、それ以下だった? 2年生以上の方が欠席が多いのがなぜか改めて聞かれるとよく分かりませんね。なぜ大学生は進級に伴い、だんだん真面目さを失うのだろう。「ある程度不真面目にしても単位は取れる」という学習が成立している可能性もあるね。
目に見えるもの全てが真実ではないのですね。
目に見えるもの全てが真実だと思っていたのか?
モスキート音をみんなで聞きましたが、最初からずっと手を挙げている人も居ればすぐ下げた人もいました。私も人より早く聞こえなくなりましたが、これは耳が良い悪いに関係するのでしょうか?
それは耳鼻科の専門家に聞いてみないとわからないですね。ものすごい高音を聞き取れないからといって、「耳が悪い」とはあまり言わないかなとは思います。「難聴」をどう定義するかという問題だと思いますが、すみません、ちょっと分からないです。
今日の授業で、学生証をタッチするのを忘れてしまいました。どうすれは良いですか?
あなたの場合はこちらでシステムに登録しておきます。次からは授業後に教えてください。
男性と女性では色の見え方が違うと聞いたことがありますが、これは心理学に関係していますか。
心理学と言えるかどうかは分かりませんが、色覚について性差があることについて生物学的な根拠はあるようです。
https://www.brh.co.jp/research/formerlab/miyata/2006/post_000004.php
人間が意識の方向を自己認識することによって色覚や聴覚、視覚などに影響を及ぼす事はどれくらい可能なのでしょうか?
すみません、質問の意図が分かりませんでした。
ふと気になったのですが、私はDaiGoのYouTubeをよく見ていますが先生は見ることはあるのですか?
見たことはないです。そもそも動画は見ないのですが、たぶんDaiGoという人がやっていることと心理学とはほとんど関係がないのだと思います。心理学の授業を担当しているとよく出てくる人ではありますが……。