ユビキタス万歳

「ユビキタス」とは、もともとラテン語で「神はあまねく存在する」という意味だったそうだが、現代では「いつでも、どこでも、だれでも」アクセス可能なインターフェイスのことを意味する。具体的には、どこでもインターネット回線が使えたり、いつでも必要なデータを取り出せたりする事態のことだ。

僕にとっては、MobileMeのサーヴィスがユビキタスを具象している。MacのOSを何度もインストールしなおしても、MobileMeが勝手にメイルアカウントの情報やブラウザのブックマーク、アドレス帳、iCalのスケジュールデータ、各種設定をネットワークから引っ張ってきてくれる。インストールして、MobileMeのサーヴィスをONにしたMacは、すぐにそのまま使える状態になるのだ。有料だが、金を払う価値のあるサーヴィスである。ただI田先生の環境ではうまく使えないという。MobileMeが不安定のため、無償期間を延ばしたなどという話も聞く。はやく安定化して、もっと様々な情報を同期できるようになればいいなあと思う。