Mac OS X (10.5.5) のファイルシステム

学部時代に漢字Talk 7.5 (多分) が載っているPower Macintosh 6200を使って電子メイルのやりとりをしたのが、最初のインターネットメイルとの出会いだったと思う (あるいは、最初はMac Quadraからtelnetでメイルのやりとりをしたのだったか? もしかして、Windows 3.1だったかもしれないし、Unixのワークステーションだったかもしれない)。

ということは、結局10年以上まともにはMacにさわっていなかったということになる。2006年にMacBookを購入したが、実は1年間まともに使いこなせなかった。Leopardになってからやっと本格的に使い出した感じだ。ということで、Mac OS Xなんてものも全く知らなかったので、試行錯誤でやっと何とか普通に使えるようになったかな、という段階になった。そうなるといろいろやってみたくなるもので、MacBookやMac miniをフォーマットして一からシステムを入れ直してみる。OSをよく理解するためには何度もインストールを繰り返すのがよい、というのはWindowsの時からの教訓である (何度もインストールせざるをえないはめに陥ったのは、過去のWindowsがあまりにウンコだったからである)。
さて、Leopardをインストールする際にはファイルシステムを2種類選べる。「Mac OS 拡張 (ジャーナリング)」と「Mac OS 拡張 (大文字/小文字を区別、ジャーナリング)」の2つだ。Mac OS XはLinuxの仲間であり、特にLeopardからは正式にLinuxとなった。それなら、大文字と小文字を区別するファイルシステムが本命だろう。

で、さっそく大文字と小文字を区別するファイルシステムにしたところ問題発生。キヤノンのレーザープリンタ (LBP-3800) が使えない! どうやらキヤノンはドライバのできが悪いため (しかもサポートする気もない)、大文字と小文字を区別するファイルシステムでは動かないらしいのだ。しょうがないので、もう一度フォーマットからやり直し……。やはり「区別しない」システムではうまく動いた。キヤノンのドライバ開発部隊はもっとがんばってほしいよ。