「進化と人間行動2017」の感想 (5 Dec, 2017)

学生から提出してもらった「出席カード」(大きい方) に書かれていた感想・質問・苦情から。

うつ病になった人を見たことがあるが、その人はテンションの高低が激しく、学校にあまり来なくなっていった。そういう人たちに対しては、話を受け入れるのが良いのだろうか。

基本的に学生相談室など適切な専門家のいるところにつなぐことを考えたらよいのではないか。

病気を引き起こす遺伝子が淘汰されないのはなぜかという所の、人によって遺伝子の効果が異なる説がよく分からなかった。

ある遺伝子はあるタイプの人にはメリットがない (適応度を下げる) が、別のタイプの人の適応度を上昇させるというような話。例えば鎌状赤血球貧血症の例。

誕生日プレゼントの値段、ちょっときになる時あります……。値段じゃなくて気持ち! と思う気持ちはもちろんもっているけど、人からもらうものが気になることはあるし、自分があげるものもある程度はお金をかけます。

値段も気持ちの一部だからね。コストリーシグナリングの話。

昔の日本では目が細くてぽっちゃりな人が好まれる傾向があったのに今では逆で目がぱっちりした細身の人が好まれていますが相手に要求する身体的魅力の「よい趣味」の傾向が変わったのでしょうか。

もちろん、変わる。でも、ある程度一斉に変化が起こらないといけないので、いったいどうしてそうなったのかは歴史のことを学ばないと分からない。

人の脳で使う基礎代謝量はとても多いんだなと思いました。

今日はその話はしていない。

やっぱり先生の授業で笑って表情にだすのはゼミ生だけだなって思います。

本当につまらないのか遠慮しているのか知りたいね。

他の動物と比べて脳が大きい種の集団生活はどのような利点がありますか。

むしろ、集団生活のために脳が大きくなければならなかったのだろう。

対称性の免疫力の高さは生まれてくる子供の免疫力に関係がありますか。

関係があるので、そういう人がモテる。

ちなみにインフルエンザでも自然治癒力に任せるタイプ。

体力が衰えていると負けることがあるので、インフルエンザくらいだと医者に行った方がいいのではないか。自然治癒力だけに頼っていた昔の人は結構死んでいた。