「心理学概論I 2017」の感想 (18 July, 2017)

学生から提出してもらった「出席カード」(大きい方) に書かれていた感想・質問・苦情から。

日本ではいとこ同士の結婚は認められていますが、子の何らかの危険性を考えるのであればあまり好ましいことではないのでしょうか。

やはり遺伝子リスクの発症率は高くなるというデータはあるようだ。

テストがんばります。

頼むから通ってほしい。

ゼロサム、ノンゼロサムの差は相手とどのような関係になってるのかと思った。また、ノンゼロサムの中で、同情や共感が生まれるために思いやりが出てくるのかなと思った。

本当にゲーム構造がゼロサムになっているか否か、と人々が実際にそのゲームをゼロサムだと思っているかどうか、は (当然関連はするが) 別の話として考えないといけない。

来週のテスト頑張ります。今までのノートを見かえしていて、人間も生物の中の一種の生き物なんだと思いました。でも、心のどこかでは、ヒトは他の生き物 (動物) より優れ、かけはなれた存在だと錯覚してしまう昔の人やキリスト教信者 (一部の人) の気持ちはわからなくもないなと思った。

なので、生物としてのヒトを考える上で進化論は重要ということで、コストとベネフィット (その結果としての適応度) を考えて研究をすることは重要。

日本は子殺しが多いと聞いておどろいた。子孫を残そうとするのになぜそんなに子を殺してしまうのか。

「子孫を残そうとする」というのは必ずしもわれわれの心に刻み込まれているわけではないし、子どもへの投資は次の子どもを産み育てようとする親の欲求とぶつかるから子殺しが起こってしまう。

私も計算が苦手です。2ケタでくり上がりとか入れるととても時間がかかります。大学を卒業してから、計算できてないと苦労しますか? 現代は機械が計算してくれて有難いです。

少なくとも僕はあまり困っていない。

互恵的利他主義とはあるが人間は感情はあるが他の動物は感情ないとすると人間にしか意味がないのではないだろうか?

互恵的利他主義に感情が必要なわけではない。長期的に安定した関係があれば、そこではお互いに協力するのが、お互いにとって得だということ。

子供が外でもないその命を生み出した親によって命を奪われるのはとても非情なことであると思いますが、世界から見ても日本はその率が高いことにはショックでした。他人を思いやる心や大切に思う気持ちを子供には適用出来ないのか、そして自ら子族を殺めるということは子供を親の所有物のような感覚で取り扱っっているのか、無力なものでありそして自分の家族であるものの命を奪う行為は理解し難いものでした。

気持ちの問題に還元するのは僕はあまり賛成できない。子育てをするための環境が十分に整っていない、というシステム上の問題を考えるべきではないか。例えば高校生が妊娠するとよってたかってみんなで叩くような社会だとどうか。「望まれない」子どもの問題をもっと考えるべきではないか。どんなふうに生まれようと、その子どもを育てていけるようにしたらいいのではないか。

次回でテストなのに来てない数名はどうするつもりなのかと思った。

僕が聞きたい。

相互扶助行動や意地悪行動の他に、今回のレジュメでは省略した部分の行動も気になったので調べてみようと思った。

調べた成果を教えてください。

文化の違いや宗教による争いもよく起こるが人種という意味だけで争いが起こるのはおどろいた。

誤解があるようだが、「人種という意味だけ」で起こると言いたかったわけではない。授業では便宜上使ったが、「人種」という概念自体もかなり難しい。

黄金律という言葉がなんども出て来たが、何の訳なのだろうか。

golden ruleじゃない? このひとの英語はなぜか僕には聞き取りにくいので自信はない。

刑務所に入りたい人はいないが、入らなければならない人はたくさんいるという言葉が妙に心に残りました。自分で言えば、授業受けたくないけど受けなければならない、みたいな。

受けたがってほしい。