「社会心理学 2016」の感想 (8 Nov, 2016)

学生から提出してもらった「出席カード」(大きい方) に書かれていた感想・質問・苦情から。

よく、「人の性格は顔に出る」などと言いますが、本当にそうなのか疑問に感じました。

表情から行動を予測する研究というのはいくつかあるが、性格が顔に出ることを示す証拠は見たことがない (知っている人がいたら教えてください)。ただ、この例では格好や動作なども関係しているので、そういう周辺的な情報も含めれば行動の予測は可能かもしれない。

体の大きい人がぶつかったりしたときには外的帰属と判断するとありましたが、体が大きくても本人が気をつければぶつからないと思うので内的帰属では?……と思いました。

これは、身体の大きな人がある人にぶつかられたせいで、他の人に当たってしまったような場面。

IATテストやってみたい。

ここでできる。https://implicit.harvard.edu/implicit/japan/

自己知覚のところで先生が「記憶の再構成」とおっしゃられたことが気になった。(中略) 自分にとって都合のよくないことを歪めて知覚しているのかもしれないと思うと、少し怖くなる。

おっしゃるとおり、そういうこともあるし、人の記憶はあまり当てにならないので、目撃証言をあまり重視すると怖いことにある、という研究はたくさんある。

元々自尊感情が低い人でもソシオメーター理論は当てはまるのか。

そういう人は安定的に他者から拒絶されている、のかもしれない。

自己評価における重要他者とは、憧れの人だけではなく、家族や友人からの評価も関係するのですか? 関係するなら、その人にとって親しい人も重要他者となるのですか。

文字通り「重要」な他者なので、「憧れの人」だけではない。

人は性格診断テストを行う時、実際の性格よりやや自分のあこがれの性格に近い答えを得出すのではないかと思った。

そういう可能性があるため、社会的望ましさに対する選好を訊ねる場合もある。

人間以外の動物も、ステレオタイプをもっていますか?

どう思いますか?

相談に乗っていると心理学を学ぶ者として間違った情報を使ってはいけないのですが、何か良いことを言ってあげたいなだと思うのですが、そういう時のポイントは何かあるのでしょうか。

僕は全く相談については不案内なので、なんとも言えない。僕はその手の専門家ではないから、素人としてのアドバイスしかしないね。

紹介文で「つめたい人」と紹介することはあまりないと思う。

鋭いな。

海外のお店の店員さんとかはどうなんですか。

海外といってもいろいろだが、僕がこれまで経験したアメリカとかイギリスの店員は感じのいいひともいるけれど、総じて日本のような「愛想のよさ」はない。店員どうしでしゃべっていて「すみません」と声をかけても「ちょっと今話しているから待って」みたいな対応をされることも珍しくない。客は日本のように、偉くない。

私は油そばの裏ホタテが好きです。

前はホタテがデフォルトだったんだよね。僕は裏にして卵をかける。太る。

初対面の人には必ずマイナス印象のスタートです……。

それ以上評価が下がることはないし、むしろギャップ効果をうまく使えばよいのではないか。