この日の2年生のプログラミング演習の授業では、学生たちは各自のMacBookとLANケーブルをつなげ、Nキーを押しながら電源を押すだけで簡単にNetBoot環境に入っていきます。ログイン画面でユーザIDとパスワードを入力すると、授業の教材が整ったデスクトップが表示され、通常のMac OS Xと全く同じ操作で授業に参加していました。
ところが、天下のdocomoが世界でもっとも洗練された個人用コンピュータであるMac用のドライバを出していないという信じられない現実が! とはいえ、神はどこにでもいるもので、FOMAUSBDriver for Mac OS X プロジェクトなんてものを発見。僕が2年以上愛用しているSO902iもちゃんと対応していて、しっかり384kbpsパケット通信ができた。
APNの設定でちょっと悩んだが、ドライバと同時にダウンロードしていたFOMAUSBDriverManagerを利用して設定。まず、ドライバをインストールし、FOMAをMacBookに接続する。IIJmioの「モバイルアクセス/3G」の場合、Mac OS X + N903i でデータ通信を参考に、FOMAUSBDriverManagerを起動し、「読み込み」ボタンを押したあとで、空いている2番目のcidのところのAPNに「iij.ad.jp」と記入し、「書き込み」ボタンを押す。2番目の「ダイアル番号」は「*99***2#」なので、「システム環境設定」の「ネットワーク」から「FOMA SO902i」を選択し、「電話番号」欄に「*99***2#」を入力する。アカウント名とパスワードはIIJmioから発行されたものを入れる。「モデム」は、製造元が「その他」の「FOMA USB Modem (Unofficial)」を選択。DNSは210.130.1.1と210.130.1.0。
学部時代に漢字Talk 7.5 (多分) が載っているPower Macintosh 6200を使って電子メイルのやりとりをしたのが、最初のインターネットメイルとの出会いだったと思う (あるいは、最初はMac Quadraからtelnetでメイルのやりとりをしたのだったか? もしかして、Windows 3.1だったかもしれないし、Unixのワークステーションだったかもしれない)。 続きを読む Mac OS X (10.5.5) のファイルシステム→
さて、バックアップデータが消去されてしまったことに気づいたが、スケジュールや連絡先 (連絡先については大事なものは何一つない。docomoの携帯で基本的に管理しているから) についてはMobileMeでover the airなので、心配ない。ネットワーク上にデータがあり、勝手に空からデータが新しいiPhoneにもやってくるからだ。困ったのがメイルアカウントの情報。これを再設定するのは面倒くさい。それと、SMSの内容。ソフトバンク同士ならiPhoneの優れたインターフェースを利用してショートメイルのやり取りができるので、結構活用していたのだ。これが消えると寂しい (といいつつ、やり取りしていた相手は札幌在住のM君だけだ)。 続きを読む Apple Store, Sapporo (続き)→