「education」カテゴリーアーカイブ

前期末授業アンケートの結果 (2008年度)

毎年2回、本学の (だけではないが) 教員には学生からの授業アンケートの結果という評価がフィードバックされる。卒業論文や演習等の少人数クラスについてはおおむね評価が高く、学生達も満足しているようだ、と勘違いしかけたが。そうではない、かもしれない。少人数だから、教員の僕に遠慮して辛いコメントが書けないだけなのかもしれない (!)。そうだったら、ごめん、でも勘違いさせてください。

従って、フィードバックされて意味があるのは大教室で行われる講義の方である。僕の場合は「社会心理学」、「集団力学」、「心理学概論I」(の半分) がそれにあたる。
さて、評価項目は、まず授業科目の履修動機や履修の際に参考にした情報、出席率など学生本人の動機に関わる項目などがくる。このページにはこちらが読んであまりおもしろい情報はない。2枚目は、該当科目について、1ページ目のデータが「科目別分類」(学部ごとなどに分類される) や「受講者数別分類」 (授業人数で恣意的にいくつかのカテゴリに分けてある) の中でどういう位置にあるかという情報が出ているだけで、これもやはりおもしろくない。「履修の際に参考にしたものは何ですか」という質問項目に対して、「履修ガイダンス」と回答した比率が、当該科目では44.7%で、同じ「科目別分類」の平均が39.6%である、なんてことはあまり授業改善とは関係のない情報だ。
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講義ではプレゼンテーションソフトを使うべきか使わざるべきか

後期より「進化と人間行動」という教養科目を担当することになっている。残念ながら講義ノートはまだできていない。今回は教科書 (カートライト, J. H. 『進化心理学入門』 新曜社) を指定しているので、通常よりは準備がらくちんなはずだが、全くできていない。
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