「computer」カテゴリーアーカイブ

年度始めの恒例作業

本学には「修大基礎講座」という1年生向け全学必修の授業がある。とはいえ、全学でやることが全て決まっているわけではない。部局が担当する半分は基本的に全学共通 (学習支援センターや図書館や学生センターやキャリアセンターが担当する) だが、残り半分の教員担当部分は学科に任されている (この授業については本当に言いたいことがたくさんあるのだが、それはまた別の話)。
その学科に任されている部分の1回分を使って学生に付与されたメイルの読み方や本学で採用している学習管理システムMoodleの使い方を説明したりするのが僕の役割である。これまでは情報処理入門等である程度PCの使い方に慣れた学生を相手にしていたが、今年度から日程の関係で入学直後の学生を対象にすることになり、ひどく苦労した。
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.htaccessをおいたとたんに500 Internal Server Errorが出る場合

Homebrewを使ってWebサーバーを構築した場合、.htaccessファイルを置いたとたんに500 Internal Server Errorが出ることがある。

/usr/local/etc/httpd/httpd.conf

<Directory "/usr/local/var/www">
    AllowOverride All
</Directory>

とするだけではなく、

LoadModule rewrite_module lib/httpd/modules/mod_rewrite.so

のコメントアウトを外す必要がある。

WordPressとPHP 7.2

WordPress (4.9.4) はPHP 7.2の環境下ではエラーを吐き出す (いくつかのテーマがPHP 7.2に対応していない)。Homebrew環境であれば、/usr/local/etc/php/7.2/php.iniの

display_errors = On

を、

display_errors = Off

にしておけばとりあえず画面上のエラー表示は抑止できる (もちろん根本的な解決法ではない)。

HomebrewでApacheをインストールした場合の80番ポートの動作

Homebrewを使って10.13 (High Sierra) にApacheをインストールするとデフォルトでは8080ポートで動作する。これを80番ポートで動かすためには、httpd.confに

Listen 80
ServerName localhost:80

とするだけではなく、Apacheの起動時に

# sudo brew servicses start httpd

としなければならない (sudoにしないといけない)。sudoしないと80番ポートの場合はApacheが動かないので注意。sudoしなくても8080ポートでは動くのでしばらく訳がわからなかった。

LG UltraFine 5K DisplayはMac mini向きではない

LG UltraFine 5K Displayを現在一時的にMac mini (Late 2014、つまり最新型) で運用しているが、Mac ProやMacBook Proと異なり、5K解像度が使えない上に4Kや2Kで表示した場合でも文字がぼやける (Retina的に表示してくれない) のでいまいち。デフォルトの解像度は4Kで、2Kで表示するよりはまだましだが、文字が小さくいからボケが目立たないだけなのかもしれない。Mac Proで2K表示する分にはRetina表示でとてもきれいなので、Mac miniはRetinaに対応していないということだろう。LG UltraFine 5K DisplayはMac ProかMacBook Pro以外で使おうとはあまり考えないほうがよさそう。

LG UltraFine 5K DisplayはMacBook (12インチ) では使えない

情報を検索してもなかなか出てこないので、間違えて買ってしまう人が出てこないように書いておこう。MacBook (USB-Cしかついていない12インチのもの) では、LG UltraFine 5K Displayは使えない。できるのは充電だけ。USB-Cだから繋がることは繋がるのだが、Thunderboltに対応していないからだ。MacBook AirやMacBook ProならThunderboltに対応していれば、結構古いものでも繋がる。

Rのplotで軸上に点を重ねる方法

散布図をRで作成する場合は、たいてい

x<-c(0,10,20,30,40,50,60,70,80,90,100)
y<-c(10,30,45,51,63,72,88,90,100,130,140)plot(x,y,xlim=c(0,100), ylim=c(0,150))
plot(x,y,xlim=c(0,100), ylim=c(0,150))

というようなプログラムを書く。実行すると以下のような散布図が出力される。
rplot01
でも、論文によっては「原点で交差するように」という指示があるかもしれない。そこでこんなことをしてみよう。

par(xaxs="i",yaxs="i")
plot(x,y,xlim=c(0,100), ylim=c(0,150))

rplot02
あれ、○がちょんぎれちゃった! Excelのように、○を軸の上に重ねなさい、という指示をされた場合にはどうするか?

par(xaxs="i",yaxs="i",xpd=T)
plot(x,y,xlim=c(0,100), ylim=c(0,150))

これでいける。IMOさんありがとうございました。
rplot03

SAS University Editionの使い方

SASが無料で使えるようになった (しかも、MacでもLinuxでも使える!) ので、その使い方のメモ。HADがここまで育った今となっては意味なしパンサーかもしれないが。なお、無料版SASは仮想環境 (VMwareやOracle VM Virtual Box) 上で稼働し、操作はWebブラウザ上から行う。以下ではMacにSAS University Editionを入れて使う方法を解説する。今までSASのために使いにくいWindowsを我慢して使い続けてきたお姉さんもお兄さんもこれできれいさっぱりWindowsと決別できるはずだ。
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Google+を使った写真のバックアップ

写真はいつもMacのiPhotoで管理しているが、バックアップは頭の痛い問題。現在iPhoto Libraryには250GB超のデータがあるので、とてもDropboxで同期するわけにはいかない (Dropboxは高い)。もちろんTimeMachineで外付けのディスクにバックアップをとっているが、同じ部屋に置いた他のディスクにバックアップをしていても、あまり安心はできない。
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Office Mobile for iPhone

Office Mobile の日本市場での提供について

Office MobileがiPhoneやAndroidで無償で利用できるようになったが、Office for iPadについては日本版はまだこのタイミングでは公開されないとのこと。
iPad版のMicrosoft Officeが使えるようになれば、もうやめてしまった「必携パソコン」(学生にPCを購入させてそれを授業で利用する制度) をiPadで復活させるという道筋もあるんだけどなあ。
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